みなさん、はじめまして。
クニコと申します。

ブログのタイトルにもなっている「韓国の財閥企業で働くということ」について、私の実体験をもとにお話してみようかな、とこのブログを立ち上げました。極端に限定された経験知とたまーに裏づけ資料(ほんとにたまにです!)をもとに「こんなことがありまして、その時クニコはこう思った!」みたいな100%個人目線での韓国財閥企業のお話をお届けする予定です。

さて、韓国には「財閥」とよばれる企業が存在しています。韓国語の読み方で「ジェボル」です。その数は大体20社くらいと言われており、創設一族による経営が世襲でなされています。今の韓国は深刻な少子化問題を抱えていますが、こと財閥一族においては子沢山。お子さんの数だけ(男子ね!)子会社が作られています。今ちょうど創業から2~3世代目の方々が会社の舵を取っておられるのですが、お子さん方がそれぞれグループを冠にした子会社を設立しますので、業績はまあいろいろとは言え(^▽^;)、規模は拡大傾向にあるようです。よって子会社の数が半端ないため財閥内でも派閥があったりします。韓国ドラマがお好きな方ならピンとくるかと思いますが、相続云々で一族がもめにもめ、そこから生じた亀裂によりどんどんと泥沼に…。まあ、ドラマほどではないにせよ、兄弟間での対立がある財閥ももちろん存在します。

このブログでは、私がお世話になった財閥グループのことを「Xグループ」、勤めていた会社を「Xyz社」と、私の5年余りの韓国の財閥企業でのお仕事から感じたあれこれをつづっていきたいと思います。ビジネスでなんらかの形で韓国と係わり合いのある方にとって何らかのヒントを与えるられるようなブログとなりましたらば幸いです。

また韓国のネタは感情本位で判断される方が時にいらっしゃるようにお見受けします。あくまでも私クニコの個人的な意見にすぎません。誹謗中傷などはご遠慮いただくと共に、コメントは承認制にさせて頂きますのでご協力よろしくお願い申し上げます。